【要領よく仕事したい】要領を悪くしている原因と対策【全4ケース後編】

要領を悪くしている原因と対策っつうことで、今回は『後編』だ。

『前編』をまだ見ていない人は、ぜひ先に前編から見てほしいぜ。

関連記事【要領よく仕事したい】要領を悪くしている原因と対策【全4ケース前編】

  • ケース③ 仕事にとりかかるのが遅い
  • ケース④ 締め切りの設定がうまくできない

後編は、要領を悪くしている『自覚しにくい原因』について解説していくからよろしく哀愁。

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ケース③ 仕事にとりかかるのが遅い

仕事にとりかかるのが遅い

着手が遅くて、けっきょく締め切りに間に合わない。
そんなやつをけっこう見るぜ。

着手が遅くなっちまう原因は大きく2つだ。

  • 見込みが甘い
  • 先送りしすぎ

それぞれ見ていくぜ。

原因❶ 見込みが甘い

これくらいの時間(日にち)があれば終わるだろうと思っていて、いざ着手したら想定以上にやらないといけないことが多かったパターンだな。

残業したり休日出勤したりで、なんとか間に合わせようとするが結局間に合わない。「こうなるんだったらもっと早くからやっておくんだった」って思うやつ。

こうなっちまう原因は次のとおり。

  • 仕事の全体像がつかめていない
  • 仕事の難易度がわかっていない
  • 仕事の完了までの距離感がわかっていない

ルーチン業務でもない限りは、どの仕事もたいていこんなかんじだ。

あらかじめかかる時間がわかっているような仕事のほうが少ないと思うぜ。

まず少し手を付ける

仕事はやってみないとわからないことが多い。

だから、まずは着手してみることをおすすめするぜ。

少し手を付けてみると見えてくるものがある。

  • こういうことも必要になるな
  • 思っていたより難しいな
  • かなり時間がかかりそうだな
  • 上司に確認とらないといけないことがけっこうあるな

こんなかんじだな。

そうすると、わからなかったこともわかるようになってくる。

  • 仕事の全体像がつかめてくる
  • 仕事の難易度がわかってくる
  • 仕事の完了までの距離感がわかってくる

こういうこと。

結果として、かかりそうな時間の見積もりもしやすくなって、見込みの精度も上がっていくはずだ。

原因❷ 先送りしすぎ

「まだ大丈夫、まだ大丈夫」と思って着手を先送りにしていたら、結局間に合わないパターンだな。

見込みが甘いんじゃなくて、そもそも見込みも立てていないのがこっち。

先送りをしてしまうやつは、見込みを立てられないんだよな。

具体的に何をすればいいのか把握する

見込みを立てられないのは、具体的に何をすればいいかわかっていないから。

つまりこういうこと。

  • 任された仕事の目的やアウトプットイメージが把握できていない
  • そのため仕事の手順書が作れない
  • スケジュールも立てられない
  • なかなか着手できる状態にならない
  • 時間だけが経っていく

仕事を任されたはいいけど、どんなアウトプットを求められているのかわからないまま、先送りしてしまっているやつをけっこう見るぜ?

『自覚しにくい原因』だけに、なんで着手できないのか気づけていないやつは多い。

あと、この場合『まず着手してみる』も悪手だ。これも間違っているやつが多い。

アウトプットがわかっていないってことはゴールが見えていないってことだ。

ゴールが見えていないのに、とりあえず着手したって一生ゴールは見えないぜ。

アウトプットのイメージが持てていないときにやるべきことはいたってシンプル。

それはとにかく上司に聴くこと。

上司に、仕事の目的とアウトプットイメージを確認すればいいだけ。

仕事を任せてくれた人(依頼主)に聴くのは仕事の基本だからな。

  • 任された仕事の目的やアウトプットイメージを確認する
  • アウトプットに必要な仕事の手順を洗い出す
  • 洗い出した手順をもとにスケジュールを立てる
  • いつくらいから着手するべきか見えてくる
  • 先送りせずに着手できるようになる

上記のとおり。

しかしながら、これができないやつもけっこういるんだ。一人でもんもんと考えて仕事を進められずに怒られてたりする。

そういうのを見るたびに、聴きゃあいいのにって思うぜ?

ケース④ 締め切りの設定がうまくできない

締め切りの設定がうまくできない

自分なりに締切を設定して進めていたら、そのスケジュールだと実は遅かったとか無理だった。そんなやつ。

これの原因は大きく2つだ。

  • 後工程を事前に確認していない
  • 関係者にスケジュールを共有していない

それぞれ見ていくぜ。

原因❶ 後工程を事前に確認していない

自分は大丈夫だと思っていたけど、実はそれだとダメだったというパターン。思い込みや勘違いによって起こることも多いな。

たとえばこんなかんじ。

  • 会議開始の30分前に資料を上司に提出した
  • 先方の年末年始の稼働を確認せずに通常通りの日程で依頼した
  • データを作って印刷をお願いしたら、もう間に合わないと言われた

ちょっとわかりづらいかもしれねえけど、共通することは『後工程を考慮していない』ってこと。

  • 確認する側の確認する時間を考慮していない
  • 次の作業者の作業する時間を考慮していない
  • 依頼先のスケジュールを考慮していない

こんなかんじ。

会議の資料作成を任されていて「会議の開始30分前に提出したからセーフ」みたいなやつけっこういるからな。

後工程のことを考えた締切設定って当たり前のことだから「それくらい言わなくてもわかるでしょ」って思われていることが多い。暗黙の了解みたいなもんだ。

だから、後工程の人から締切設定してくれるのはけっこうまれだと思うぜ。

後工程も考慮した締切設定をする

自分の仕事の後工程も必ず確認するようにしてほしい。

これには仕事の手順を把握して段取りを立てておく必要もあるぜ。

詳しくはこの記事で解説しているからぜひ見てほしい。

関連記事【要領よく仕事したい】だったら『仕事の手順書』を作るのが効果的!

後工程を考慮した締切を設定したら、後工程の担当者と締切の認識を合わせておくことも忘れずにな。認識合ってなかったら意味ねえからよ。

原因❷ 関係者にスケジュールを共有していない

物理的な締切設定は間違っていないけど、関係者に共有されていなく、関係者の予定を考慮していないパターン。

こっちの都合おかまいなしに、突然依頼してくるやついねえか?

  • 今日はずっと会議で確認する時間ないんだけど
  • その日は休みだけど

みたいな。

急に言われても知らんがなってな。

もしやっちゃってるようなら気をつけてほしいぜ。

関係者にスケジュールを共有する

仮のスケジュールで構わないから、まずは関係者に締切を共有することをおすすめする。

そうすると、締切を知らされた関係者から「もうちょっと日にちがほしい」とか「この週は予定が詰まっているから対応できない」といった反応も出てくる。

あとは相手の都合を聞きつつスケジュールを調整する。

自分の予定を早めたり、相手に頑張ってもらったり、うまいこと調整をつけてほしい。

まとめるとこうだな。

  • まずは仮のスケジュールで構わないから関係者に共有する
  • 関係者の都合を聴く
  • 関係者の予定を考慮して締切を調整する

相手からの反応がなくても、念のため締切が大丈夫かどうか確認しておいたほうがいいぜ。

スケジュールを見ていないやつもいるからな。

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後編のまとめ:仕事は早めに着手する・スケジュールは共有する

仕事は早めに着手する・スケジュールは共有する

後編終了だ。

つうことで、ここまでをまとめておくぜ。

ケース③ 仕事にとりかかるのが遅い

  • まずは着手して、完了までの距離感を把握する
  • 完了までの距離感がわかってきたらスケジュールを立て直す
  • 仕事の目的やアウトプットイメージがわかっているか自問自答する
  • アウトプットイメージが持てていない場合は仕事の依頼主に確認する
④ 締め切りの設定がうまくできない

  • 後工程もあることを忘れない
  • 後工程の担当者の予定も考慮する
  • 設定した締切は関係者に必ず共有する
  • 関係者の予定も考慮した締切設定にする

以上だ。

要領を悪くしてしまう原因は必ずある。

もし当てはまることがあったら、原因に合わせた対策を講じてみてほしいぜ。

そうすれば『要領は必ずよくなる』はずだ。

がむしゃらにがんばるとか、時間でカバーするといった働き方をしているようなら、これで脱却していってほしいぜ。

 

ただあれだ。

そういうんじゃねえんだと。

とにかく上司が仕事を押し付けてきて、要領とかそんなの関係なく就業時間内に終わるような仕事量じゃねえんだと。

もしそんな境遇なんだったら、ストレスや疲労が限界に達する前に転職サイトに登録しておいたほうがいいぜ。

限界に達した時には、転職サイトに登録する気力すら無くなるからな。

ここまで読んでくれて感謝だ。
何かしら伝わるものがあったらうれしいぜ。
あんたのサラリーマンライフに幸あれ。

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