【残念な上司は説明が下手】説明がわかりにくい上司への対処法【言語化能力を高める】

上司の説明が下手すぎて、何を言っているのかわからない・・・
上司から仕事を任されても、指示があいまいで困る・・・
上司の言うことは感情的なことばかりで、理解に苦しむ・・・

今日はこんな疑問に答えていくぜ。

実は、説明が下手な上司は言語化能力が低い。

言語化能力の低いやつには、こっちも言語化能力を高めることで対抗できる。

なぜなら、言語化能力を高めることは、相手の言わんとしていることを読み解くことにも通じるからだ。

まあ、ぶっちゃけ一発できちんと説明できる上司なんていないし、仕事の頼み方がうまい上司なんてのもいない。

上下関係で話を聞いてやってるだけだっつーのに、コミュニケーションをとれてると思ってる勘違いちゃんの上司ばかりだからな。

そうだろ?

この記事で紹介することは次の通りだ。

  • 言語化能力を高める3つのメリット
  • 言語化の2ステップ【本質の理解→わかりやすく表現】
  • 言語化能力のトレーニング方法

この記事を読むと、残念な上司の下手な説明も理解できる力が身に着くはずだ。上司にストレスを感じてるならストレス軽減にもなるだろう。

言語化能力を高めて、サラリーマンライフをサバイブしてほしい。

つうことで、今回は『言語化』について解説していくからよろしく哀愁。

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説明が下手な上司は言語化能力が低い

説明が下手な上司は言語化能力が低い

何度も言うが、説明が下手な上司は言語化能力が低い。

言語化能力を簡単にいうと『物事をわかりやすく説明する能力』だ。

言語化能力とは

  • 物事の本質を理解して
  • 相手にわかりやすい言葉で表現する

こういうことだな。

残念な上司は、物事の本質を理解できない

残念な上司は、ものごとの本質を理解できない

本質を理解できない上司は主に次に2タイプだ。

本質を理解できない上司の主なタイプ

  • 感情的
  • 考えが浅い

感情的ってのは、自分の感情が優先されるってこと

相手のことをいっさい考えていない。

感情をぶつけたいだけで、そもそも説明する気がないわけだ。

考えが浅いってのは、起きている現象しか見れない

原因や理由に考えがいかないようなやつだ。

こういう上司は、相手の意見を聞こうとしない。

考えを深堀できず、自分の価値観で決めつけるからだ。

残念な上司は、わかりにくい言葉を使ってくる

残念な上司は、わかりにくい言葉を使ってくる

わかりにくい言葉を使ってくる上司は、主に次の2タイプだ。

わかりにくい言葉を使ってくる上司の主なタイプ

  • 抽象的、あいまいな表現を使う
  • 横文字、聞きなれない言葉を使う

抽象的、あいまいな表現ってのは、ふわっとした言い方

「なる早で」とか「資料つくっておいて」みたいなやつだ。

具体性がないから、聞き手によって解釈が変わっちまう。

なる早っていうから明日までにやればOKだと思っていたら、今日中だった。そんな悲劇を招くもとだな。

横文字ってのは、お察しの通りだ

「コンセンサスとれてるのか?」とか「それにはアグリーできないな」とか、おめえ日本語使えよって思うあれだ。

聞きなれない言葉ってのは、「それは収斂(しゅうれん)させていかないとね」とか。だったら収束でいいだろ、わざわざ難しい言葉使うなよ、おめえ漢字書けんのかって思うやつだ。

知識をひけらかしたい。知識でマウントをとりたい。そういうアホちゃんも一定数いるから困っちまうよな。

【まとめ】残念な上司は言語化能力が低いから説明も下手

言語化能力が低いから説明も下手

おわかりいただけただろうか。

説明が下手な上司が、いかに言語化能力が低いかを。

言語化能力が低い上司には、こっちも言語化能力で対抗するしかない。

次は『言語化』ついてより詳しく解説していく。

言語化能力で残念な上司から自分を守る

言語化能力で残念な上司から自分を守る

言語化能力を高めることには、次のようなメリットがある。

言語化能力を高める3つのメリット

  • コミュニケーションがスムーズになる
  • 問題解決能力にもつながる
  • 視野が広がる

ひいては、残念な上司から自分を守ることにつながる。

1つずつ解説していくぜ。

コミュニケーションがスムーズになる

コミュニケーションがスムーズになる
  • あいまいな意見から相手の意図を読み解く、翻訳できるようになる
  • 抽象的な意見、ふわっとした意見を具体化できるようになる
  • 認識を合わせられる、認識の共通点や相違点を明らかにできる

上司とのコミュニケーションにも活かすことができるってわけだ。

あと、会議で意見をまとめたり、議論するときにも活かせる。

大半のやつは意見を言うだけで、認識を合わせようとしないから困ったもんだぜ。

問題解決能力にもつながる

問題解決能力にもつながる
  • 起こった事象を整理できるようになる
  • 頭の中で悩んでいることを整理できるようになる
  • 上司に言われたことや頼まれたことを整理できるようになる

頭の中だけで考えてても、思考の整理はつかない。

考えていることをメモに書き出していくことで、思考が活性化していく。

書き出した情報がさらに思考を想起させ、点と点が線でつながっていく。

そうすることで、解決策をひらめいたり、良い企画を思いついたりするってもんだ。

視野が広がる

視野が広がる
  • より本質的な会話ができるようになる
  • 物事の背景や相手の意図に考えが及ぶようになる
  • 多様な価値観があることを理解できるようなる

深く考えたり、思考を整理していくことで、自分の理解の幅も広がっていく。

いままで何を言ってるのかわからなかった上司の考えも理解できるようになっていく。

そうやって視野が広がっていくと、いままでムカついてたことにもストレスを感じなくなるかもな。

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言語化の2ステップ【本質の理解→わかりやすく表現】

言語化の2ステップ

【言語化のステップ1】物事の本質を理解する

【言語化のステップ2】相手にわかりやすい言葉で表現する

順番に解説していくぜ。

【言語化のステップ1】物事の本質を理解する

物事の本質を理解する

『物事の本質を理解する』とは、次の2つ要素に分けられる。

『物事の本質を理解する』2つの要素

  • 【観察する】どういった要素から成り立っているのか観察する
  • 【思考する】なぜそうなのか掘り下げて思考する

観察する

【観察する】【俯瞰する】【比較する】の2つの要素がある。

  • 俯瞰する
    全体感を見る、流れで見てみる、ストーリーになっているか見てみる
  • 比較する
    共通点や相違点を見つける

ようはいろんな視点から見てみることが大切ってことだ。 

思考する

【思考する】は、深く考えるってこと。
「それはなぜ?」とか「だからなに?」ってかんじで自問自答していく。 

思考を深掘りするのに役立つ思考法は次の2つだ。

思考を深掘りするのに役立つ思考法

  • なぜを5回繰り返す(なぜなぜ分析)
  • ロジカルシンキング(SO WHAT?)

本当の原因は何か、自分が一番伝えたいことは何か、といったように、とことん考え抜いてみることが大切ってことだ。

【言語化のステップ2】相手にわかりやすい言葉で表現する

相手にわかりやすい言葉で表現する

『相手にわかりやすい言葉で表現する』とは、次の2つの要素に分けられる。

『相手にわかりやすい言葉で表現する』2つの要素

  • 適切な言葉を使う
  • 端的に説明する

適切な言葉を使う

相手に伝わる言葉を選ぶためには、【語彙力】【ワードセンス】が必要だ。

  • 語彙力
    どれだけ多くの言葉を知っているか、どれだけ言葉を使いこなせるか、の能力。

  • ワードセンス
    使う言葉を選び出す能力。

まずは、言葉を知っていないとはじまらない。

そして、知っている言葉から、相手にとって適切な言葉をチョイスする。

たとえば、「すごく差が大きい」と「雲泥の差がある」とでは、相手への伝わり方も変わってくるだろ?

逆に、語彙力はあるけど相手に合わせた言葉を選べないやつもいる。専門用語や横文字ばっかり使ってくるやつがそうだな。

端的に説明する

説明が長くならないように伝えるには、【要約力】が必要だ。

  • 要約力
    自分が話したい内容や相手から聞き出した内容の本質をつかんで、簡潔にまとめる能力。

まとめるのってけっこう難しいよな。

『一番伝えたいことは何か』、『これだけは覚えて帰ってほしい』みたいに、『結局のところ何を伝えたいのか』で考えてみるのも一つの手だぜ。

【まとめ】言語化能力を支えているスキル

言語化能力を支えているスキル

いろいろ要素が出てきたから、最後に簡単にまとめておくぜ。

【言語化のステップ1】物事の本質を理解する

  • 観察する
    俯瞰する、比較する
  • 思考する
    なぜを5回繰り返す、ロジカルシンキング
【言語化のステップ2】相手にわかりやすい言葉で表現する

  • 適切な言葉を使う
    語彙力、ワードセンス
  • 端的に説明する
    要約力

言語化能力のトレーニング方法

言語化能力のトレーニング方法

さいごに『言語化能力の鍛え方』を紹介するぜ。

ここまで解説してきた言語化を支える4つのスキルから、自分に足りていないと思ったスキルを重点的に鍛えることをおすすめする。

言語化を支える4つのスキル

  • 観察する
  • 思考する
  • 適切な言葉を使う
  • 端的に説明する

【観察する】【思考する】のトレーニング方法

言語化のトレーニング方法

比較する

  • 共通点、相違点、差、特徴、などを整理してみる
  • なぜそうなのか考えることで、原因や理由の深掘りにもつながっていく

俯瞰する

  • 要素の過不足、並びの順番、ストーリー、などを意識して全体感を見てみる
  • いろんな視点から見てみることで、気づきにもつながっていく

分解する

  • どういった要素や性質で成り立っているのか分解してみる
  • 要素や性質を分けて整理することで、問題や解決策の発見にもつながっていく

【適切な言葉】【端的に説明】のトレーニング方法

言語化のトレーニング方法

読書する

  • いろいろな言葉や表現にふれることで語彙力を増やしていく
  • 見出しや各章の要点は、要約のお手本にもなる

読書した内容をアウトプットする

  • ノートにまとめてみる
  • 会社での資料作成などに活かしてみる
  • Twitterでつぶやいてみる(140文字の制限が要約力のトレーニングになる)

人に教える

  • 誰にかに教える、説明してみる
  • 実際に声に出して説明してみるのが最強のアウトプット

【まとめ】言語化能力でサバイブする

言語化能力でサバイブする

説明が下手な上司は言語化能力も低い。

もはや、じっちゃんの名にかけなくても明らかだ。

言語化能力の低い残念な上司に何も期待できるものはない。

こっちも言語化能力を発揮して、翻訳してやるのがいいだろう。

自分の身は自分で守るしかないのが現実だ。

言語化能力を高めて、サラリーマンライフをサバイブしてほしい。

つうことで、ここまで読んでくれて感謝だ。

サラリーマンライフのサバイブに役立ててくれたら恐悦至極だぜ。

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