【自己防衛】ビジネス書を「まともに読む」のは時間の無駄でした。私が自分を守るための『ズルい防具』を手に入れた日

「なんで、あいつの気まぐれにプライベートまで削られなければいけないんだよ……」
カバンに入れっぱなしの、まったく読んでいないビジネス書。
上司から「読んだか?」と聞かれるたびに、胃がキリキリ痛む毎日でした。
「こっちはお前のせいで毎日疲れ果ててるんだよ。ビジネス書なんか読む気力があるわけないだろ……」
そんな真っ黒な本音を飲み込みながら、気力も時間もゼロになった私が、その「重すぎる荷物」を捨てて、自分を取り戻すまでのちょっとズルい記録です。
通勤電車でページを開く気になれない。カバンに入れたままのビジネス書
私をこんなにも憂鬱にさせているのは、上司から「これ、今の君の課題にぴったりだから読んでおいて」と、さも良いことをしているかのような顔で渡されたビジネス書です。
朝、家を出る時は「今日こそは通勤電車の中で数ページでも読もう」とカバンに入れるのですが、現実はそう上手くいきません。
いざ電車の中で読もうとしても、「なんで朝から、仕事のために自分の時間を使わないといけないんだ」という反発心が勝ってしまい、ビジネス書なんて読む気になれず、結局いつも通りスマホをいじってしまいます。
そして帰りの電車は、もう仕事で完全に疲弊しています。
「読まないと」と思いつつも、文字を追う気力なんてまったく残っていません。
結局、ただ読んでいない本を、毎日会社と家の間で往復させているだけの無意味な時間が過ぎていきました。
カバンの中にある「宿題」の存在が、ただただ憂鬱でした。
「まだ読んでないのか?」の小言。家まで割り込んでくる「無給の残業」の正体
「まだあの本、読み終わらないの?」。数日おきに飛んでくる、上司からのプレッシャー。
そのたびに「すみません、立て込んでいて……まだ読めていません」と苦笑いで嘘をついてごまかしていました。
「今日こそはちゃんと読まないと」とは思うものの、帰宅するとやっぱり読む気になれず、本はずっとカバンの中に入れたまま。
そしてまた上司から聞かれて嘘をつく。
そんな自己嫌悪に陥るだけの負のループを繰り返していました。
世間ではよく「読書は自己投資だ」と素晴らしい言葉で語られます。
しかし、仕事で疲れ果てて、帰宅しても何もやる気が起きず、重い腰を上げてお風呂に入るのがやっとの私にとって、それは投資でもなんでもありません。
仕事以外の時間まで上司の影に監視され、休日の夜でさえ「あぁ、あれ読まないとな」と追い詰められる感覚。
私にとってあの本は、私生活まで割り込んでくる、一銭にもならない「無給の残業」でしかありませんでした。
真っ当な努力を諦めた日。HPゼロの私が選んだ「読まずにやり過ごす」防衛策
ある日曜の夜、明日からまたあの小言が始まるのかと考えた時、私はようやく「真っ当に読む」ことを完全に諦めました。
カバンの中に入れっぱなしの本を思い出すだけでストレスになり、心が休まらない。
こんな不毛な我慢は、文字通り時間の無駄です。
私が本当に必要としているのは、立派なビジネススキルや著者の高尚な思想ではありません。
「なるほど、君もあの本の言いたいことが分かったか」と、上司を満足そうに頷かせて黙らせるための「それっぽい感想」だけだったのです。
だから私は、正面から本と向き合うのをやめました。
とはいえ、毎回適当な嘘をついて逃げ続けるのもしんどい。
「どうにかして読まずに、読んだフリをする方法はないか」。
ベッドでスマホをいじりながらそんなダメな検索をしていた時、ふと目に留まったのが、1冊10分で要点だけを読める「要約アプリ(flier)」でした。
本来は前向きに学ぶためのツールなのでしょう。
でも、その時の私には「これだ!」としか思えませんでした。
それは効率的に学ぶためなどではなく、あいつに奪われるはずだった自分の時間を守るための「カンニングペーパー」として使えると確信したからです。
カバンから「重荷」が消えた日。要約アプリを盾にして取り戻した静かな夜
翌朝の通勤電車。
いつもなら無意味にスマホをいじっていた時間を使って、要約を流し読みし、上司が好きそうな「答え」をいくつかメモ帳にストックしました。
そして会社に着き、ようやくあの憎き本をカバンから引っ張り出しました。
「読め」と無理やり貸された本を上司に返しつつ、要約で仕入れたフレーズを適当に繋ぎ合わせて「すごく勉強になりました」と報告し、なんとかその場をやり過ごせました。
その日の帰り道。
重荷がなくなり、少しだけ軽くなったカバンを持った時、私は心からホッとしました。
「要約の浅い知識で適当なことを言って、もし深くツッコまれたらどうするのか」。
最初は私も、バレて余計に怒られるのが怖くてたまりませんでした。
でも、杞憂でした。
というのも、部下に本を押し付けてくるような上司は、自分自身もその本の内容なんて細部まで覚えていないことがほとんどだったからです。
彼らが欲しかったのは、読書を通じた高度な議論ではなく、「自分の勧めた本を読んで、感銘を受けている従順な部下」という自己満足だけでした。
もし想定外の質問が飛んできても、「その部分は私にはまだ難しくて……〇〇さんはあの章をどう読まれましたか?」と質問で返し、相手を気持ちよく語らせておけば、この手の人間は勝手に気持ちよくなってくれます。
「要約サイトをそんな使い方して意味あるの?」「本来は自己投資や勉強のために使うものでしょ?」と思われるかもしれません。
でも、私にとっては、これが最大の自己投資なんです。
余計なストレスがなくなり、夜の静かな自分の時間を取り戻せたことが、私にとっての確かな生存戦略だったのです。
まとめ|立派なビジネスマンにならなくていい。明日をやり過ごす「盾」さえあれば
私は、ビジネス書を「真っ当に読む」のをやめました。
アイツの無茶ぶりを捌くだけで精一杯なのに、これ以上自分の時間を「成長」という名目で差し出す余裕なんてなかったからです。
その代わり、ビジネス書なんて真面目に読まなくても、上司を黙らせる「答え」だけをこっそり手に入れる道を選びました。
気力も時間もない私が、どうやって要約サイトを「防具」にしたのか。そのズルい生存記録をここに置いておきます。
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