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理不尽に詰める無能上司に絶望した日。説教をスルーし、私が「ただの石」として生き残る生存記録

理不尽に詰める無能上司に絶望した日。説教をスルーし、私が「ただの石」として生き残る生存記録

「なんでこんな初歩的なミスが起きるの?」「俺が納得できる説明をしてよ」

デスク越しに露骨に不機嫌なため息をつかれ、喉元まで出かかった「いや、そもそも人員も時間も足りていないせいなんですけど」という事実を、飲み込みました。

現場の泥臭い現実を1ミリも理解していないくせに、自分の保身や機嫌の悪さをぶつけるためだけに、「正論」っぽく聞こえる言葉を振りかざして部下を追い詰める。

そんな「詰める」ことしか能がない上司の相手をするのは、ただ私の体力と気力を無駄に削られるだけの不毛な時間でした。

最初は、私の説明が足りないからだと信じ、少しでも納得してもらおうと必死に資料を作り指したり、言葉を選んだりしていました。

しかし、それは大きな間違いだったのです。

これは、威圧的に詰めてくる上司に「わかってもらう」ことを諦め、自分の身を守るためにまともに相手をするのをやめた、ある日の記録です。

「詰めてくる上司」に怯えるのをやめ、完全に心が冷めた瞬間のこと

「だから、結局どういうことなの?結論から言って」

機嫌が悪い日のアイツは、私の報告の細かい部分ばかりをつついて、話を前に進めようとしませんでした。

問題を解決しようとしているのではなく、ただ「自分が優位に立ちたい」「不満をぶつけたい」という目的のためだけに、私をサンドバッグにしているのは明らかでした。

かつての私は、理不尽に詰められるたびに「私の能力が足りないからだ」「もっとうまく話せるようにならなければ」と、自分を責めてすり減っていました。

しかし、ある日の長時間の説教の最中、ふと感情が「無」になる瞬間がありました。

なぜなら、ただマウントを取りたいだけのアイツの頭の中には、「現場の苦労」や「私の仕事を正しく評価する基準」など、最初から存在しないと気づいたからです。

アイツにとって、私がどれだけ残業して尻拭いをしているかなど関係ありません。

ただ目の前で「はい、私が悪かったです」と首を垂れる部下を見て、安心したいだけなのです。

「あ、もうこの人に何言っても無駄だ」

そう気づいた瞬間、怒りすら湧かず、ただスッと心が冷めていくのを感じました。

なぜ「詰めてくる上司」には話が通じないのか?「ビジネスの正論」を試して自爆した3つの記録

世間のビジネス書には、「上司には誠実に向き合え」「論理的に状況を説明しろ」と書いてあります。

しかし、それは「相手が話の通じるまともな人間だ」という前提でのみ成り立つきれいごとでした。

威圧的に詰めてくる上司に対して、私がかつて良かれと思って試した「誠実な対応」は、見事に自分の首を絞める結果へと変わっていきました。

①「納得してもらうための背景」を説明した結果、「言い訳」と捉えられて説教が長引いただけだった

「どうしてこうなったか、理由を説明して」

そう言われた時、私はアイツの質問に誠実に答えようと、事の経緯や他部署との調整の難しさを順を追って説明しました。

状況を理解してもらえれば、理不尽な詰めも収まると思ったからです。

しかし、これは最悪の悪手でした。

言葉を尽くして説明すればするほど、アイツに「言い返すための隙」を大量に与える結果になったのです。

「それはただの言い訳だよね?」「つまり、君の確認不足ってことでしょ?」と、言葉尻を捉えられては新たな説教が始まる。

私に状況を説明させたのは、理解するためではなく「さらに詰めるためのネタ」を引き出すためだったのです。

②「今の状況と課題を正直に報告」した結果、「能力不足」を疑われ的外れな説教のネタにされた

「早めのホウレンソウが大事」という定石に従い、現場で起きているリアルな問題点や、人手不足の状況を正直に報告し、助けを求めたことがありました。

しかし、実務を知らないアイツにとって、私のSOSは「仕事が遅い部下を管理するためのチェックリスト」に成り下がりました。

「なぜその作業にそんなに時間がかかるの?」「タスク管理のやり方が悪いんじゃない?」と、まったく的外れな自己責任論で詰められる羽目に。

現場の課題を共有しようとした私の誠意は、ただ自分の能力不足を疑われるだけの悲惨な結果を生んだのです。

③「文句を言わせない完璧な成果」を目指した結果、次からのハードルが上がり仕事が増え続けるループにハマった

アイツからの理不尽な詰めを回避する唯一の方法は、突っ込みどころのない完璧な仕事をすることだと信じた時期もありました。

「これで文句はないだろう」と、過剰に手厚い資料を作り、前倒しして仕事を終わらせたのです。

確かにその場は詰められませんでした。

しかし、実務の素人であるアイツの中では、私が無理をして出したその成果が「次からの最低ライン」に変貌してしまったのです。

「この前はこれくらい早くできたよね?」「今回はなんでこんなに遅いの?」と、さらに高いハードルで詰められるようになる地獄。

文句を言わせないための努力は、自分の首をさらに絞めるだけでした。

評価されることを諦め、私は「給料分の仕事だけするモブ」になった

実務や現場を守る気もなく、ただ「詰めること」自体が目的になっているアイツ。

そんな相手に、いくら真面目に弁明したり、過剰な成果で返そうとしたところで、正当に評価されるわけがありません。

どうせ何をしても理不尽な文句を言われるのなら、真面目に向き合うだけエネルギーの無駄です。

私は、アイツから気に入られよう、納得させようとすることを完全に諦めました。

「申し訳ありません、以後気をつけます」と、中身のない定型文だけを返し、会社のために無理をして頑張るのをやめたのです。

評価は適当でいい。給料分の「最低限の仕事」だけをこなし、あとはただの目立たない社員としてやり過ごす。

転職する気力すら残っていなかった私にとって、それは今の場所でしぶとく生き残るための、現状維持の生存戦略でした。

しかし「ただ心を閉ざす」だけでは、自分を守りきれなかった

「もうアイツの言葉は真に受けない。私はただの石になるんだ」

心の中でそう決意し、ドライに最低限の業務だけをこなしようと割り切ったつもりでした。

しかし、現実はそう簡単に私を解放してくれませんでした。

いくら心の中でシャッターを下ろしたつもりでも、物理的に目の前で机を叩く音が響き、「おい、聞いてるのか?」と不機嫌なため息が降ってくれば、身体は反応してしまいます。

耳から入ってくる不機嫌な声に、泥のような徒労感に襲われ、週末までどっと疲労感を引きずってしまう。

「ただ心を閉ざす(無視する)」という精神論だけでは、アイツの露骨な不機嫌さを完全にスルーすることはできないという、当たり前の現実に直面したのです。

このままでは、心を「無」にする前に、私が潰れてしまうのは時間の問題でした。

精神論に頼らず、不機嫌を「作業」として受け流す仕組みを作る

上司と正面衝突したいわけでも、職場で言い争いをしたいわけでもありません。

ただ、萎縮してしまう身体の反応は、気持ちだけで抑えきれるものではありませんでした。

だからこそ、自分を守ることを「メンタルの強さ」や「精神論」で解決しようとするのはやめました。

私に必要だったのは、相手を説得するコミュニケーション能力でも、怒鳴り声に耐える気合いでもありません。

相手の不機嫌を角を立てずにスルーし、ただの「作業」として受け流すための「事務的な手順(具体的な立ち回り)」だったのです。

私が都合のいい「八つ当たりの対象」を抜け出し、自分の心身を守りながら定時で帰るために使っている、具体的な3つの手順を次にまとめておきます。

精神論で無理をして消耗する前に、この「作業として受け流す仕組み」を取り入れてみてください。

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