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「自分の仕事しかしない上司」に期待するのをやめた日。彼を“ただの隣席の人”と見なす、私の生存戦略

「自分の仕事しかしない上司」に期待するのをやめた日。彼を“ただの隣席の人”と見なす、私の生存戦略

「なぜ、あの人は自分の仕事しか見ていないんだろう」

「なんで相談ひとつするのに、こっちが顔色を窺ってビクビクしなきゃいけないんだろう」

帰りの電車でスマホを見ながら、ふとそんな風に消耗していた頃を思い出します。

あの頃は毎日が本当にしんどかったです。

でも、ある日「この人に上司としての役割を期待するのはやめよう」と見切りをつけてから、嘘みたいに心が軽くなりました。

「今は忙しい」オーラ全開の背中に、ただただ胃を痛めていた日々

当時のオフィスは、いつもピリピリしていました。

目の前の席には、エンターキーを「ターン!」と強く叩き、定期的に「チッ」と舌打ちをしては「今は話しかけんな」オーラを全開にしている上司の背中がありました。

トラブルがあって急いで確認したいことがあるのに、その不機嫌な背中を見るとなかなか声をかけられません。

ビジネス書にはよく「コミュニケーションは質より量。上司の懐に飛び込め」みたいなことが書いてありますが、現場ではそんなの無理です

タイミングを見計らっているだけで時間が過ぎ、ただただ胃が痛くなるだけでした。

「自分が変われば相手も変わる」というビジネス書の嘘。彼はマネージャーではなく“ただの作業者”だった

「他人は変えられない。自分が変われば相手も変わる」

別の本に書いてあったこの言葉を信じて、勇気を出して行動したこともあります。

「お疲れ様です、例の件で少しご相談が…」と声をかけたら、「見てわからない?今忙しいんだけど。後にして」と冷たくあしらわれました。

自分が変わろうと努力した結果がこれです。

相手が変わるどころか、こっちが惨めな思いをして余計に傷つくだけでした

現場のリアルな人間関係の前では、意識の高いビジネス書の言葉なんて全く役に立ちません

そこでようやく気づきました。

この人は「マネジメントが苦手」なんじゃなくて、そもそも「やる気がない」だけなんだ、と。

私が勝手に「上司なんだから」と期待していたのがすべての間違いでした。

期待するから腹が立つ。報連相は「相談」から「アリバイ作り(メール)」へ

「上司らしいことをしてくれるはず」と期待するから、裏切られて腹が立つんです。

だったら、彼は「マネージャー」ではなく、「たまたま席が近いだけの、機嫌の悪いおじさん(作業者)」だと思えばいい

そう割り切ることにしました。

「密な報連相が大事」とか言いますが、まともに話を聞く気がない相手に口頭で相談するのはリスクしかありません

私に必要なのは、一緒に解決することではなく、後で「聞いてないぞ」と文句を言われないための証拠です。

それ以来、私は口頭で話しかけるのを一切やめました。

全部メールかチャットです。

文章を考えるのすら面倒なので、ChatGPTに「上司の機嫌を損ねない、簡潔な事後報告文を作って」と指示して、出力されたものを少し直してコピペして送信。あとは知らん顔です。

これはコミュニケーションではなく、ただの「アリバイ作り」

AIに丸投げして自分の脳のエネルギーを節約するのは、ズルいけれど一番確実な防衛策でした。

放置される孤独を「干渉されない自由」に変換する、したたかな手抜き

「チームの一体感」なんてものも、とっくに捨てました。

「放置されてる」って考えると孤独ですが、「干渉されないからラッキー」と思えばかなり気が楽になります

上司の顔色を窺うのをやめ、メールでアリバイだけ作ったら、あとは自分のペースで淡々と作業します。

お昼休みになったら、舌打ちやタイピング音が響く息苦しいオフィスからさっさと脱出。

一人でスマホを見ながら食べるランチタイムは、誰にも邪魔されない最高の時間です

帰り道も、ノイズキャンセリングのイヤホンをつけて好きな音楽やラジオに没頭すれば、職場の嫌な空気は完全にリセットできます。

無駄な期待を捨てたことで、こういう「自分だけの静かな時間」を心から楽しめるようになりました

上司への期待を捨てたら、自分だけの「平穏な時間」が戻ってきた

会社は自分の心をすり減らしてまで頑張る場所じゃありません。

「あの人には期待しない」と割り切ることは、決して逃げではなく、今の場所でしたたかに生き残るための立派な戦略です。

「あの人は自分の仕事しかしない」と腹が立っていたのは、私自身が心のどこかで「上司なんだからちゃんと見てほしい」と期待していたからでした。

その重たい荷物を下ろした今、本当に楽に息ができています。

とはいえ、毎日あの不機嫌な背中を見ながら仕事をするのは、それだけでドッと疲れるものです

だからこそ私は、ランチや通勤の時間だけでも、イヤホンをして完全に一人の世界に逃げ込むようにしています。

私が実際にやっている、上司のノイズを完全にシャットアウトして自分の心を守るための「スルー技術」については、次の記事に記録しておきました。

同じように職場で息苦しさを感じている人の、何かのヒントになれば嬉しいです。

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