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【無能な上司への仕返し】論破を諦め、評価を損切りして心を無にした記録

【無能な上司への仕返し】論破を諦め、評価を損切りして心を無にした記録

「いや、なんで私がアイツの尻拭いするわけ?」

パソコンの画面に向かって、脳内で何度そう毒づいたかわかりません。

実務のことなど何もわかっていないのに、会議ではいっちょ前に手柄を自分のものにする。

トラブルが起きれば、しれっと部下に責任を押し付ける。

そんな理不尽の塊みたいな上司の顔を見るたび、私の頭の中はいつも「どうやって報復してやろうか」という妄想でいっぱいでした。

会議の席で、アイツの指示がいかに破綻しているかを理詰めで指摘し、全員の前で恥をかかせてやる。

そんな「論破のシミュレーション」を、通勤電車の中で何度も繰り返していました。

でも、現実の私はというと、上司を前にすると結局何も言い返せない。

愛想笑いを浮かべて、無茶振りを引き受けてしまうだけでした。

「実務を知らないマウント」は、ただの自己防衛だった

なぜ、あの人は実務を知らないくせに、あんなに偉そうにマウントをとってくるのか。

当時は「単に嫌な奴だから」と思っていましたが、そうではありませんでした。

あれは、自分の「無能さ」が周囲に露呈するのを防ぐための、必死な自己防衛だったのです。

実務がわからないから、自分の存在意義をアピールするために立場を利用して威張るしかない。

失敗したときに自分の評価が下がるのが怖いから、あらかじめ部下に責任をなすりつける。

つまり、上司がとる理不尽な態度のすべては、ただの「保身」と「思考放棄」から生まれていました。

そんなハリボテの自尊心を守ろうとしている相手に、どれだけ脳内で論破を仕掛けても、意味がありません。

こちらが正論をぶつければぶつけるほど、相手はさらに強固な自己防衛(逆ギレやマウント)で自分を守ろうとするだけ。

戦うこと自体が、自分のエネルギーをドブに捨てるようなものでした。

「仕事の成果で黙らせる」という正論の罠

正面衝突して仕返しなんてできるはずもない。

そう思い知った私は、「ビジネスの正論」を使って間接的にアイツの無能さを暴き、黙らせてやろうと考えました。

  • 上司にはホウレンソウを徹底しろ
  • 相手の期待を超える仕事をしろ
  • できないと言わずにカバーしろ

よくあるビジネス書のノウハウです。

でも、これって相手が「まともな判断力を持った人間」であることが大前提なんですよね。

自分の保身しか頭にない無能な上司にこれをやると、どうなるか。

ただの「自爆スイッチ」でした。

①「タスクを可視化」して見せたら、サボりチェックの道具にされた

「これだけ仕事を抱えているんだから、少しは配慮しろ」

そんな無言の圧力をかけるつもりで、自分の作業量とタスクをリスト化して上司に提出しました。

自分の無能なマネジメントを自覚させようとしたのです。

しかし、実務を知らないアイツにとって、そのリストは私の苦労を測る物差しではありませんでした。

「なぜこの作業にこんなに時間がかかるの?」

そんな的外れな詰め方をされ、ただの「サボりを見つけるためのチェックリスト」に成り下がったのです。

自分の負担を減らすための行動が、逆に自分を追い詰める結果になりました。

②「120点の成果」を出したら、次からの最低基準にされた

圧倒的な実力を見せつけて黙らせてやろうと、躍起になっていた時期もあります。

頼まれた資料に詳細な分析を加え、期日より前に完璧な状態で提出しました。

これでぐうの音も出ないだろう、と。

でも、良かれと思って出した120点のクオリティは、上司の中で勝手に「次からの最低基準」に設定されました。

私が必死に頑張ったから早く終わったのではなく。

「この仕事は簡単なんだな」と変換されてしまったんです。

「じゃあ次からはこれもよろしく」と、際限なく仕事が倍増していきました。

私の反骨心は、ただ自分を都合のいい便利屋に引き下げるだけでした。

③「裏で尻拭い」を完璧にこなしたら、上司の手柄に変換された

上司の適当な指示のせいで発生した、他部署とのトラブル。

私は裏で各所に頭を下げて、完璧に火消しをしていました。

「あなたが無能だから、私が裏で全部直してやったんですよ」という強烈な当てつけのつもりでした。

しかし、私が必死に事態を収拾しても。

当の本人は「ほら、俺のマネジメントが優秀だからうまく解決しただろ?」と大勘違いするだけ。

私が埋めた落とし穴の存在にすら気づかず、また新たな思いつきの指示を飛ばしてくる。

アイツを反省させるどころか、終わりのない徒労感だけが残るセルフ罰ゲームでした。

無能に期待するのをやめ、完全に「省エネモード」に切り替える

アイツをまともな人間だと期待して「わからせよう」とするから、無駄な怒りが湧くのです。

最初から「話の通じない機械だ」と割り切る。

それが一番の正解だと、数々の自爆を経てようやく気がつきました。

上が詰まっているバグみたいな会社で、まともな評価など望めるわけがありません。

会社でエネルギーを使って正面衝突して「仕返し」しようとするのは、非効率の極みでした。

だからもう、

あの人の下で努力すること。

「正当に評価されたい」と思うこと。

この2つを完全に捨てました。

心を無にして、ただ完全に「省エネモード」で給料分だけをこなし、定時でサクッと帰る。

これこそが、私にできる最も現実的で静かな「撤退」でした。

ただ「心を閉ざす」だけでは、物理的な無茶振りは防げない

心の中で「もう頑張らない」「期待は損切りした」と決別しました。

でも、現実はそう簡単ではなくて。

心でいくら割り切っても、目の前の無能上司は、物理的に無茶なタスクを投げてきます。

単に心を閉ざして「無視する」態度をとろうとしても。

断れば職場で孤立するかもしれないという恐怖や、気まずい空気に耐えきれなくなる。

結局、その空気に負けて「わかりました」と引き受けてしまい、また自爆する。

精神的な見切りや「気の持ちよう」だけでは、物理的に降ってくる仕事から身を守ることはできなかったのです。

感情を交えず、ただの「事務作業」としてスルーする

正直、この問題って気合やメンタルの強さだけでどうにかなるものではありませんでした。

「ドライになろう」「気にしないでおこう」と感情でなんとかしようとするほど、しんどくなります。

だから、「どう言い返すか」ではなくて、「どう処理するか」に考え方を切り替えました。

なるべく波風を立てずに、でも理不尽な要求はちゃんと受け流す。

ちょっと冷たい事務的なやり方なんですが、それに変えてからはだいぶ楽になりました。

必要だったのは、相手を論破するコミュニケーション能力でも、理不尽に耐える気合いでもなくて。

上司の攻撃や無茶振りを角を立てずにやり過ごし、ただの「作業」としてスルーするための「事務的な手順(具体的な立ち回り)」だったのです。

都合のいい「便利屋」を抜け出して、自分の心身を守りながら定時で帰るために使っている、具体的な3つの手順を次にまとめておきます。

精神論で無理をして消耗する前に、この「作業としてスルーする仕組み」を試してみてください。

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