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判断力がない上司と他部署の「板挟み」に疲れた日。何も決めない相手への期待を捨て、必要最低限だけ働くと決めた記録

判断力がない上司と他部署の「板挟み」に疲れた日。何も決めない相手への期待を捨て、必要最低限だけ働くと決めた記録

「いや、また保留にするのかよ……」

自分で決断するのを避け、そのくせ他部署からの催促や納期のプレッシャーは現場の私に丸投げしてくる。

そんな「判断力がない上司」の下で働く日々は、ただエネルギーを消耗するだけの疲れる時間でした。

最初は、私の出すデータが足りないから決められないのだと思い、少しでも判断しやすくなるよう資料を作り込んでいました。

しかし、それはまったくの逆効果だったのです。

これは、判断力がない上司に「決断」を求めるのをやめ、自分の平穏を守るために仕事への向き合い方を変えた記録です。

かつての私は「説明すればわかってくれる」と勘違いして消耗していた

「これ、AとBেরどちらで進めますか?」と聞いても、「うーん、ちょっと様子を見よう」「一回保留で」と、その場では決して決めない上司。

判断が長引く間も納期は迫り、他部署からは「例の件、まだですか?」と、現場の私宛てに催促がきます。

自分で決める責任から逃げている上司の姿に、心底うんざりしていました。

それでも以前の私は、「どう伝えれば決めてくれるのか」と悩み、歩み寄って丁寧に説明すれば状況は好転すると信じていました。

しかし、それは大きな勘違いだったのです。

なぜ「判断力がない上司」は変わらないのか?正論で動いた私が直面した3つの失敗

世中のビジネス書には、「上司には詳細な報告を」「期待を超える成果を」と書かれています。

しかし、あの手のノウハウは、相手が「まともな判断ができる人間」であることが大前提です。

「自分で決めたくない」という判断力がない上司の性質を無視して、ビジネス書の正論をぶつけると、良かれと思ってやった「誠実な対応」が自分の首を絞める結果になります。

①「状況とリスクを詳細に報告」した結果、言い訳のための無駄なデータ集めが増えた

少しでも早く決断してもらおうと、現状の課題と想定されるリスクを細かく整理して報告しました。

状況を可視化すれば、上司も判断しやすくなると思ったからです。

しかし、責任を取りたくない上司にとって、リスクの提示は単なる不安要素でしかありませんでした。

「このリスクはどう対策するの?」「他社の事例をもっと集めてからじゃないと進められない」と、私が集めたデータは「判断を先延ばしにするための言い訳の材料」に使われただけでした。

結果として、本筋とは関係ない無駄な調べものを指示され、作業量が無駄に増えました。

②「期待以上の成果」を出そうと奮闘した結果、要求のハードルが際限なく上がった

上司に認めてもらおうと、頼まれる前に構成案や追加の分析まで用意して、120点の状態で提出した時期もありました。

しかし、判断力のない上司の頭の中では、「私が頑張ったからできた」のではなく「この仕事はこれくらい簡単にできるもの」と変換されます。

身を削って出した120点の成果が、そのまま「次からの最低基準」になってしまったのです。

「じゃあ、次からはこれもついでに調べておいて」と要求がどんどん膨らんでいく。

自分の努力が、ただ自分の仕事を増やす結果にししかありませんでした。

③「できないと言わずに裏で尻拭い」をした結果、上司は自分の手柄だと勘違いした

上司が判断を保留にしたせいで、他部署のスケジュールに影響が出そうになったとき。

私は事を荒立てたくなくて、裏でこっそり各所に頭を下げて調整し、なんとかその場を収めていました。

しかし、私が必死に火消しをしたのに、上司は「ほら、一回保留にして様子を見た俺の判断が正しかっただろ」と平気で口にしたのです。

私が裏でどれだけ調整したかなんて、まったく想像もしていません。

その結果、「こいつに丸投げしておけば勝手に何とかしてくれる」と学習させてしまい、新たな無茶振りが飛んでくるようになりました。

「なんで私が尻拭いをして、上司が手柄顔をしているんだろう」。

このおかしな構造に、ただただ感情が冷めていきました。

あの人に「評価の基準」はない。期待を捨てて「給料分だけ働く」と決めた

3つの失敗を経て、ようやく気がつきました。

判断力がない上司には、現場の苦労や仕事の成果を正しく評価する基準など、最初から存在しないのだと。

自分で責任を負う覚悟がない相手に対し、いくら根回しをして完璧な資料を用意しても、まともに評価されるわけがありません。

実務を知らず、決断もできない人に評価されようと頑張るのは、ただの無駄な労力です。

「ああ、もうこの人に決断を期待するのはやめよう」。

そうやって上司への期待を完全に捨てたとき、心がすっと軽くなりました。

かといって、今の私には転職活動をして一からやり直す気力もありません。だからこそ、今の会社で「正当に評価されること」を手放すことにしました。

過剰に気を回して上司の無能さをカバーするのはもうやめる。

「指示が出るまで動かない。給料分だけ働く人間になろう」と、必要最低限の仕事だけをこなす現状維持の働き方に切り替えたのです。

しかし「心を閉ざして指示を待つ」だけでは、理不尽な板挟みは終わらなかった

心の中で上司を見限り、「勝手に気を回すのはやめよう」「ただ指示を待とう」と割り切りました。

しかし、現実の職場はそう単純ではありませんでした。

私が「指示待ち」に徹して作業を止めていると、結局、他部署から「あの件、なんで止まってるの?」と冷たい目を向けられるのは現場にいる私です。

「上司が保留にしているので」と突っぱねて職場で浮く勇気もない。

かといって、勝手に進めれば、後出しで上司から文句を言われる。

動けば上司に振り回され、止まれば他部署から責められる板挟みから、ただ心を閉ざして待つだけでは抜け出せませんでした。

この状況を乗り切るには、気持ちの割り切りだけでなく、物理的に降ってくる「催促や丸投げ」をうまくかわす技術がどうしても必要だったのです。

波風を立てず、自分の平穏を死守するための具体的な立ち回り

無能な上司と正面衝突して、職場で居心地が悪くなるのは避けたい。

だからこそ、「気にしないようにする」「強いメンタルを持つ」といった精神論で乗り切ろうとするのはやめました。

私に必要だったのは、波風を立てずに上司の「先延ばし」からくる影響を受け流し、淡々と自分のタスクだけを終わらせて定時で帰るための、具体的な立ち回りの手順でした。

私がこの理不尽な板挟みから抜け出し、自分の時間とメンタルを守って「必要最低限の仕事」で生き残るために使っている、具体的な3つの手順を次にまとめておきます。

感情をすり減らして疲れ果ててしまう前に、この「作業として責任を返す仕組み」を試してみてください。

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