- 何かが決まったっぽいけど、何が決まったのかがわからない
- もっともらしい発言はするけど、何も具体的になってなくない?
会議に出るたびにこのようなモヤモヤを感じている人に向けて書いています。
時間をかけて議論したのに
結局のところ
何が決まったのか誰もわかっていない
そんな会議はありませんか?
このような
何か決まったようで、何も決まっていない会議
そんな会議には
よく出てくるフレーズがあります。
- 「○○する必要がある」
- 「○○が課題だと思われる」
――とか
そんな感じのやつです。
偉い人たちがよく言っていませんか?
議論してる感じ出るわー
このフレーズが
決まったっぽい会議を作り出してしまう
一つの要因ではないかと思うのです。
それでは
その理由について一緒に考えてみませんか?
聞こえのいい発言は、議論している感を醸し出す
「費用対効果を可視化する必要がある」
「全体の進捗管理が課題だと思われる」
「部署横断での取り組みもしたいと考えている」
こういった意見(?)が
議論のなかでよく出てきたりします。
聞こえはいいので
ものすごく議論してる感
が出てしまうと思うのです。
聞いてるこっちも錯覚するくらいに。
翻訳すると
あれが問題なんじゃないか
これも問題なんじゃないか
と
ただ中身のない問題提起をしあっているようなもの
ではないかと思うのです。
問題提起がなぜか決定事項になっている不思議
そして
その中身のない問題提起が
- 費用対効果を可視化する必要がある
- 全体の進捗管理が課題
- 部署横断での取り組みもする
みたいな
結論になってしまうんですよ。
偉い人たちのなかでは。
いやいや
それ、決定事項じゃないからっ
しかし
不思議なことに
偉い人たちは
さも決まったぞと言わんばかりに
これで会議を終えるわけです。
考えてもみてください。
何を、誰が、いつまでにやるのか
まったくわかりませんよね。
それでも
偉い人たちからすると
議論して決まった
と、なるわけですから
おそろしい
これが
何か決まったっぽいけど、何も決まっていない
となる正体だと思うのです。
まとめ:何か決まったようで何も決まっていない会議の対処法
- 「○○する必要がある」
- 「○○が課題だと思われる」
- 「○○したいと考えている」
要注意と言っても
偉い人たちの議論ですから
放っておくしかないですけど――
ただ
なんか自分に関係しそうなことがあったら
最後に念のため確認しておいたほうがよいかもです。
- なんとなく自分がやることになってそうなこと
このような会議は
議事録もなかったりしますので
何かあってもシラを切る
のもありかと思います。
「会議で決まったあれ、進んでる?」
「え?あれ私でしたっけ?」
みたいな。
そんなに重要なことじゃないはずなので
たぶん大丈夫ですよ。
特に何の解決にもなっていませんが
ではでは
また言ってるわー
また議論してる感じ出してるわー